2024年04月16日

見込み客開拓10の方法を解説。最も手軽なのは?

見込み客開拓10の方法を解説。最も手軽なのは?

見込み客開拓にはさまざまな方法がありますが、商材やサービスの内容はもちろん、予算やアクションを起こすまでの期間によって最適な方法を選ぶことが大切です。今回は見込み客開拓の10個の方法とそれぞれの特徴について解説し、最も手軽な方法はどれか見ていきます。

見込み客開拓の方法5つ<プッシュ型>

ターゲットに対して提供する側が一方的に行う営業方法をプッシュ型と言います。プッシュ型の見込み客開拓にはどのような方法があるのでしょうか。

テレアポ

リストに記載された電話番号にオペレーターもしくは営業担当者が順番に電話をかけていくのがテレアポです。プッシュ型営業の中では一番簡単にスタートでき、かつ多くの潜在顧客にアプローチできます。電話機とオペレーター、架電リストの最低限3点あれば始められます。

訪問営業、飛び込み営業

訪問営業も簡単に始められる営業方法です。個人宅や会社を一軒一軒訪問するため、移動や待たされたりがあることからそれほど多くの件数にアタックはできません。また、訪問時に配布する資料や名刺等も用意する必要があります。

サンプル配布

サンプルを配布したり継続型の商材で無料期間を設け、その代わりにリードを獲得するという手法です。特典を提供する際に場合は電話番号やメールアドレスを記入してもらえば、貴重な個人情報を手に入れることができます。サンプルの用意と配布業務に当たるスタッフの手配が必要です。

DM送付

チラシやキャンペーンの申込書等が入ったDMを送付するのも定番のプッシュ型営業です。郵送物の準備や発送業務にあたるスタッフの手配が必要です。サンプルを同封する場合もあります。

マス広告

一言に広告と言っても非常にさまざまあります。TVCM、新聞や雑誌の広告、立て看板、電車の中吊り広告、スマホやPCの画面に表示されるWeb広告…。この中でTVCM、新聞や雑誌に代表されるマス広告は広告を出した効果で見込み顧客の集客ができたかどうかはわかりにくく、単純に知名度を上げたい場合や、対象の年齢層が高めの商材の場合に向いている方法です。

見込み客開拓の方法5つ<プル型>

ターゲット側が能動的に情報を自分に取りに行くのがプル型の営業方法です。Web系の見込み客獲得手法の多くはプル型に分類されます。

リスティングやDSP広告などのweb広告

Web上ではターゲットの検索履歴やインターネット上での行動から興味があるであろう広告が表示され、ターゲットは自発的にクリックします。どの広告から見込み客を獲得したか確実に追跡をしたい、対象の年齢層が若めの場合はWeb広告が向いています。

SNS

Xやinstagram、TikTok等で公式アカウントを運用し、自社サービスのファンを増やすのも最近主流です。効果のでるようなアカウントに育てるには期間とテクニックが必要で、投稿の継続性や投稿の質を高める必要もあるため、難易度は高め。アパレルやコスメなど商材によっては相性が非常に良いものもあります。

自社サイトやオウンドメディア

ターゲットに自社サイトを訪れてもらい見込み客を獲得します。また、販促したいサービスや自社について発信するオウンドメディアは、インターネット上の検索経由で辿り着いたユーザーに対して、有益な情報を提供することでサービスや自社について間接的に認知してもらう方法です。一度検索で辿り着いたユーザーは、コンテンツが魅力的であれば何度もオウンドメディアにアクセスする可能性が高いので、段々と自社サービスの見込み客として育っていきます。自社サイトのSEO対策、オウンドメディアのサイト作成、記事の作成など、実際に効果が出るまでの作業はかなり多いです。

セミナー開催

自社のサービスに関連したセミナーを開催することで、参加者の個人情報(メールアドレス、電話番号、住所等)を入手することができます。セミナー会場で自社サービスの宣伝を行うと同時に、終了後にメルマガやキャンペーンDM等を送ることで、顧客になる可能性が高まります。セミナーの企画、話者のアサイン、イベント運営にかける労力やスタッフ、宣伝など、大掛かりな準備が必要です。

資料ダウンロード、キャンペーン

ウェブサイト上で資料のダウンロード、もしくはキャンペーンの申し込みをするにあたって、メールアドレスや電話番号などの個人情報を入力してもらい、後日見込み客としてアタックをかけるという方法があります。興味を引くような資料やキャンペーンを設計すると同時に、ウェブサイトに訪問してもらうような施策が求められます。

見込み客の開拓方法はテレアポがおすすめ

以上、見込み客開拓の方法を見てきましたが、プッシュ型とプル型を比較するとプル型の方が入念な事前準備が必要となり、成果が出るまでに時間がかかる傾向があります。すぐにでも見込み客開拓に取り掛かりたい場合、プッシュ型の営業手法を取ることが多いです。

プッシュ型の中でも特に手軽に見込み客の開拓をできるのがテレアポです。前述したように電話機とオペレーター、架電リストの最低限3点あれば始められますし、架電以外の付帯業務も他の手法に比べると少なくなります。

テレアポで見込み客開拓を行う上での課題

しかし、テレアポでの見込み客開拓にも課題はあります。特にオペレーターが架電する場合には以下のような点に留意が必要です。

人手が必要

架電業務は多くの場合に専任のオペレーターが行います。場合によっては営業担当者が業務内で行うこともありますが、大量のリストへ架電を行うならば集中して業務にあたった方が効果的です。オペレーターを雇用するコストが発生しますし、どの時期に何人雇用が必要なのかも考える必要があります。年間通してテレアポを行っている企業であれば問題は少ないですが、キャンペーン時期や特定のタイミングのみテレアポ業務が発生する企業にとっては、スポットでの雇用を成功させる必要があります。

十分な量のリストが必要

見込み客になりうるターゲットが十分な量記載された架電リストが必要です。リストの数が少ないと同じターゲットに短期間で何度も架電してしまい、効果が出ないことに加えてクレームが発生しかねません。架電リストの情報が新しいものであるかも重要です。

非効率になる場合も

テレアポの成功率は一般的に1%未満〜10%と言われており、ターゲットにとって全く接点のないサービスだとさらに0.1%〜1%程度まで成功率が下がります。そのため、一件成功するために大量の架電が必要となり、仮に成約しても安い商材だとテレアポのコストに見合わない利益となるケースがあります。大量に架電できる状況を作ること、さらにテレアポで売り込む商材を精査することが必要です。

テレアポでの見込み客開拓にオートコールを導入するメリット

上記のようなテレアポでの見込み客開拓の課題を解決する手段として、オートコール導入が挙げられます。オートコールならこれまでオペレーターが行っていた架電業務を全て自動化可能です。どのようなメリットがあるのでしょうか。

人手が不要

オートコールで架電業務を自動化することで、人手が不要になり人件費を削減できます。また、オペレーターの教育など、人を雇用するにあたっての付帯業務も不要となります。

大量架電できる

オートコールは発信を自動で行うことができます。つながらなかったものは自動で切り、そのまま次の発信を続けるため、架電間のインターバルが発生しません。また、オペレーターの場合、労働基準法に則った業務となりますが、オートコールであれば気にせず設定した時間帯で架電し続けることができます。これらのことから大量架電が可能です。

通話時間の短縮と通話料の削減

オートコールは自動音声による案内のため、本筋と関係ない会話が発生せず、結果として通話時間が短縮できます。さらに通話時間が短縮されることで通話料も削減できます。

フィードバックが正確

オートコールで見込み客開拓をする場合、プッシュボタンによる選択でアンケートの回答や資料送付等の申し込みをするように設定できます。明確に選択をする形式のため、聞き間違えや解釈のブレが発生しません。

オートコールでできること

ここからはテレアポ業務においてオートコールがどんなことをできるのかを具体的に紹介します。どのオートオールシステムでも標準的に備えているのが以下の機能です。

自動発信

システム上に登録した電話番号に自動で架電をします。トーク内容にもよりますが、概ね1チャネル(同時に通話できる数)あたり1時間で60件、1日で500件ぐらいはコールできます。

自動音声による案内

オートコールを導入すると、通話の最初から最後まで自動音声で完結します。事前に作成したトークスクリプトに沿って一度音声を録音すれば変更がない限りそのまま使い続けることができます。

アンケート

自動音声中にアンケートや、資料請求を希望する・しないなどの質問をを挿入し、プッシュボタンによる選択をしてもらうように設計できます。見込み客開拓と市場調査を兼ねた架電が可能です。

発信結果の自動集計

発信した結果はシステム上で自動集計されるので、データ分析が簡単になります。エリアや時間帯ごとの応答率や良回答率などを踏まえて次の戦略を立てられます。

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予算とアクション開始までのスピードを抑えて見込み客開拓をするなら、まずはテレアポを試すのがおすすめです。さらに、できるだけ多くのターゲットにアタックしたい、効率的に営業活動をしたいということであればオートコール導入を検討してはいかがでしょうか。株式会社ソフトプランが提供する「発助」は格安・簡単に導入できるオートコールサービスです。

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