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手動架電と自動架電

先日、他社で個別開発されたweb顧客管理システムと携帯電話との連携対応しました。
web顧客管理システムは改修せずに、電話番号をワンクリックすると手持ちの携帯電話から自動発信や切断をできるものです。元々、テレアポ用の弊社ソフト「おた助」(スマホ版)を導入検討されていたのですが、web顧客管理システムと「おた助」の間でデータを相互にインポート、エクスポートされる運用を考えられていてかえって非効率になるので、携帯発信/切断機能だけをweb顧客管理システムへ組み込みました。(改修なしで)

それで、ふと数年前のことを思い出しました。
経営コンサル経由で、営業コンサルの方へ「おた助」(スマホ版)をPRしてもらえる機会がありました。しかし、結果は「なぜシステムを入れるか分からない。手で架電すればそれでいいでしょう。」という旨の返事でしたとのこと。話をしてくれた経営コンサルの方からも、何がいいのかもう1回教えてくださいと言われ、絶句しました。。。

その場ではもう多くを語りませんでしたが、ここでは数値的/定量的に整理してみたいと思います。(できるだけ曖昧な話になるのを避けるため、定性的なメリットはここでは省略します)

大きく次の2つの改善が期待できます。
(1)コール業務効率アップ
(2)コール数増加に伴う売上アップ

上記2つについて、下記にまとめてみます。

(1)コール業務効率アップについて

前提条件として、次の値としました。(会社によって異なります)
①1日のコール数300件
②1コール当たりのシステムによる操作短縮時間7秒(手動8秒-自動1秒)
③時給3,600円(=1円/秒)

そうすると、改善コストは次のようになります。

●1日の改善コスト
①300件/日×②7秒/件×③1円/秒=2,100円/日

●1カ月の改善コスト
2,100円/日×営業日数20日=42,000円/月

●1年の改善コスト
42,000円/月×12カ月=504,000円/年

★年間で一人当たり約50万円の改善コストになります。

(2)コール数増加に伴う売上アップについて

前提条件として、次の値としました。(会社によって異なります)
①自動架電による1日の増分コール数20件
②受注率0.06%(アポ獲得率0.3%×アポからの受注率0.2%)
③売上単価50万円

●1年の増分コール数
①20件/日×営業日数20日/月×12カ月=増分コール4,800件/年

●1年の売上アップ
4,800件/年×②0.06%×③50万円=144万円/月

★年間で一人当たり約144万円の売上アップになります。

(1)と(2)の結果を合計すると年間で一人当たり200万円弱のコストメリットが出てきます。

以上、です。

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