CTIとデバイスサーバ

まれに、CTIで相談を受けることをご説明しておきます。

通常、CTIソフトは安価なもので下記のような構成でご利用頂いています。

しかし、電話子機を別室に配置して、別室の電話子機で受けて利用したいというケースがあります。

その際、パソコンは別室に設置されています。

配線を長くひく工事をやって頂く案もありますが、

別の案として「USBデバイスサーバ」の利用をご説明しています。

「USBデバイスサーバ」は、離れた場所にあるプリンタ、スキャナ、ストレージ等を

USB→LAN経由でつなげるものです。

次のような接続となり、CTI用のアダプタがパソコンから離れていても利用可能となります。

 [電話機]
   |
–[アダプタ]—-(USB)[USBデバイスサーバ](LAN)—別室のパソコン

「USBデバイスサーバ」を使うメリットとしては次のことがあります。

・配線が長くなることはない
・パソコンにUSBを挿さなくてよい
→USBを抜き差しすることがないので安定する可能性あり
→回線数(アダプタ数)が多い場合に、じゃまにならない

アマゾンで「USBデバイスサーバ」で検索すると1万円以下で沢山見つかります。

無線LAN対応と有線LANのみ対応があるのでご注意ください。

こちらで以前、試したことがあるのは下記の機種です。特に問題なく動作しました。

I-O DATA USB機器共有ネットワークアダプター「net.USB」 ETG-DS/US

無線LANだと環境によっては不安定かもしれませんので、

そのあたりは自己責任でお願いします。